みなさんこんにちは。Z世代のキャッシュレスです。今回も前回に引き続き、「キャッシュレスで節約」シリーズと題して解説していきます。
第2回のテーマは「利用通知」です。最近クレジットカードなどに搭載されているアプリやメールでのリアルタイム利用通知。これらを使いこなして使いすぎを防ぎましょう。
このシリーズの前回の記事をご覧でない方はこちらからぜひご覧ください。
利用通知とは?
最近は多くのサービスに搭載されているため、ご存じの方も多いとは思いますが、まずは概要をご説明します。
ここでの利用通知とは、カードや決済サービスを利用したタイミングでアプリやメールにくる通知です。主に不正利用の早期発見などに利用されますが、今回は使いすぎ防止の観点から利用通知を解説します。
私の考える利用通知が使いすぎ防止になる理由のひとつは、「金額を意識するきっかけになる」ことです。よくキャッシュレスは使った実感がないと言われますが、通知をチェックすることでこれだけの金額を使ったということを実感できます。
利用通知はアプリとメールの2タイプ
一口に利用通知といっても、その種類はいくつかに分けられます。まず通知が届く媒体。これはアプリに届く場合とメールで届く場合があります。
アプリ通知
クレジットカードやプリペイドカードの利用時に通知がくるアプリ通知。
下では2つの例をご紹介します。1つ目はOliveフレキシブルペイ(デビットモード)です。この場合は金額のみが表示されます。(後ほど紹介のメール通知には加盟店名も表示。)
2つ目はファミペイ。ファミリーマートのアプリですが、今回はJCBプリペイドの機能に着目します。ファミペイの場合は金額に加えて加盟店名が記載されます。(この時はモバイルSuicaにチャージしたのでJCB スイカケイタイケッサイ[実際は半角、ッはツとして表示]と表記。)
メール通知
続いてはメール通知。こちらも2つの例を挙げてご紹介します。1つ目は同じくOliveフレキシブルペイ(デビットモード)。こちらには加盟店名も合わせて表示されます。
2つ目はANA Payです。こちらにも金額、利用日時、加盟店名が表示されます。
アプリとメールのメリット・デメリット
アプリ通知のメリット
- 決済サービスの利用通知であることがわかりやすい
- 過去の通知が探しやすい
- アプリの他の利用明細を目にする機会が増えて使いすぎを抑止できる
- メールサーバーの容量を圧迫しない
アプリ通知のデメリット
- 他のアプリの通知に埋もれやすい
- いちいちアプリを開かないと確認できない
- 新たにアプリをインストールしなければならない場合がある
メール通知のメリット
- 他のアプリの通知に埋もれにくい
- その他のメールと一緒に一元管理できる
- 新たにアプリをインストールする必要がない
メール通知のデメリット
- 他のメールに埋もれやすい
- 過去の通知が探しにくい
- メールサーバーの容量を使用する
- 他の利用明細などを目にする機会が少ない→使いすぎ抑止効果は薄い
どちらにもさまざまなメリットデメリットがあります。またサービスによってどちらに対応しているかは異なりますので、ご自分のスタイルにあった方を利用してみてください。下には各サービスによってどのサービスを利用できるかの一覧を記載しておきますので、決済サービス選びにご活用ください。
まとめ
今回は使いすぎを防げる利用通知についてご紹介しました。セキュリティにも大いに活用できる機能ですので、対応カードやコード決済をご利用の方はぜひ一度お試しください。
他にもキャッシュレスにまつわる情報を随時発信しています。ご興味のある方はXやInstagramもチェックしていただけると嬉しいです。
この内容は2025年1月現在の内容です。今後サービス内容の変更になることもありますので、ご紹介したサービスを利用される際にはご自身でサービス内容をお確かめください。